JPドメイン


日本のドメイン管理機関であるJPNICが管理するドメインには
以下の物があります。

co.jp     企業(株式会社、有限会社など)
or.jp     団体(協同組合、社団法人など)
ne.jp     ネットワーク事業者など
gr.jp     個人、任意団体
ac.jp     大学、専門学校、教育機関など
ed.jp     保育所、幼稚園、小中学校、高等学校など
go.jp     政府機関など
ad.jp     ネットワークサービス管理者(JPNIC会員など)
地域ドメイン  個人、地域公共団体など(例:TOKYO.JP)

申請にどの程度の時間がかかるか?

JPドメインでは、法人の場合比較的簡単に申請が通ります。
どこで申し込むかによって必要書類や申請完了までに
かかる時間が変わりますが、法人で .co.jp を取得する場合、
登記簿のコピーを郵送し、2〜3週間程度で申請が完了します。
他のドメインに関しては、郵送書類のチェック等が入り、
.co.jp に比べて多少時間がかかりますが、書類の郵送期間等
を考慮して1ヵ月程度待つと考えておいた方が良いでしょう。

JPドメインで個人で取得できるのは?

個人で取得できるドメインは gr.jpドメイン、 ne.jpドメイン、地域ドメ
インがあります。しかし、個人でJPドメインを取得する場合は法人で取得す
る場合にくらべて手続きが大変になりますので、.com ドメインの取得を
お勧めします。個人事業者なら .co.jp を取得したいところですが、
JPNICの規約上、法人化されていなければされていなければ取得できません。
また、登記されていても有限や株式でなければ .co.jp は取得できません。

そのような背景で、個人事業者がドメインを取得する場合は .com をお勧め
しますが、JPドメインの取得を希望される場合は gr.jp ドメイン良いかと
思われます。ただし gr.jp ドメインの申請時は、郵送する書類の申請も行
われるので他のドメイン審査よりも時間がかかります。

その他に個人で取得できるドメインに .ne.jp があります。
この .ne.jp はネットワーク事業者という位置付けになっていますが、
個人、法人の境界線が敷かれておらず、個人事業の状態でも取得が可能
になっています。ただ、手続きが大変なドメインとも言えます。


ドメイン維持費とは何か?

JPドメインの場合、取得が完了すれば使えるかといえばそうではありません。
JPNIC会員による接続承認が必要になります。
JPNICの文章に以下のように記されています。

  JPNICが管轄するネームサーバへは、いずれかのJPNIC会員ネットワーク
  プロバイダーが接続を承認しているドメイン名およびIPアドレスを登録
  します。ネームサーバに登録されているドメイン名およびIPアドレスが
  この条件を満たさなくなった場合には、ネームサーバから削除します。

一般にJPNIC会員に接続承認してもらうには、ドメイン維持費を支払う必要
があります。JPNIC会員がJPNICに対して会費として相当額を支払っている
為です。

JPNICの審査は厳しい

JPNICは登録の審査が厳しく、必要項目がぬけていたり、本来の情報と異なって
いたりした場合、申請は却下されてしまいます。
例えば法人の場合、登記地が異なっていたり、代表者の名前が異なっていた
りすると却下されてしまいます。
実際にあった例では、登記年月日の項目に日にちが抜けていて申請が通らなかっ
た事もありました。このような事があると、申請が受理されるのに時間がかか
ってしまったり、再申請になって申請費用が余分にかかったりしてしまいます。
くれぐれも正確な記入を心がけたいものです。




ドメインが空いているか調べよう!
.COM .NET .ORG の空き状況が調べられます.
例:abc.com なら abc と入力してください.
JPドメインはこちらへ
.CO.JP .NE.JP .OR.JP の空き状況が調べられます.
記入例

ホームページのアドレス記入
http://www.abc.com/abc
http://www.bcd.net/bcd
http://www.defge.org/defge
http://www.def-net.org/def-net

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