ドメインとは?

ドメインとは例えば住所のようなものです。
インターネットでは情報のやりとりは、このドメインを
使って行われます。

ホームページの情報発信では、
http://www.ドメイン名/

メールでの情報交換では
ユーザ名@ドメイン名

という形で使われます。インターネット上のほとんど全てのサービス
でドメインという概念が使われていますので、ドメインは非常に重要
な意味を持ちます。

独自ドメインとは?

インターネット上で、住所を取得する行為を独自ドメイン取得と一般に
いいます。ドメインにはいくつか種類があるのですが、管轄する機関に
申請する事により独自ドメインを取得することができます。
住所だけで家がないと住めないのと同様に、ドメインの取得だけでは、
情報発信する事ができません。設備を用意する必要があります。
この設備を独自に準備し運営することは、大企業ならともかく、
個人や中小企業では難しくなります。そこで、プロバイダ等が
サービスを行っているレンタルサーバを利用する事が良い解決法と考えら
れます。

プロバイダ間借りアドレスか?独自ドメインか?

電子メールを利用したり、ホームページで情報発信するのに
独自ドメインは絶対に必要というわけではありません。
実際、多くの人達はプロバイダから借りたアドレスを使っています。
しかし、ちょっとした人気サイトや、企業のページは独自ドメイン
を使っているところが少なくありません。

プロバイダから借りたアドレスのデメリットと
独自ドメインのメリット

間借りメールアドレスやURLが覚えにくい
間借りしたホームページのアドレスは
  http://www.プロバイダ名.ne.jp/~ユーザ名/
となり大変覚えにくくなります。
ホームページを見る方々は、自分とはあまり関係のない
プロバイダ名を覚えてくれませんし、あまりインターネットや
コンピュータに詳しくない方々にとってこのアドレスの入力は大変です。
メールアドレスも同様に
  ユーザ名@mail.プロバイダ名.ne.jp
となり、これも覚えにくいものです。
それにプロバイダの都合でメールアドレスが変更になる事だって
あります。

自社でドメインを取得すると、
  http://www.企業名.co.jp/
メールアドレス
  ユーザ名@企業名.co.jp
となり、大変スマートです。
このアドレスはプロバイダが変わってもずっと使いつづけられます。


ドメイン取得数の増加

JPNICによると会社法人向けドメインであるCO.JPは
この不況下にもかかわらず確実に申請数が伸びています。
ビジネスでのインターネット利用が活発になり、企業名のア
ドレスが必要だという認識が定着してきたといえます。
1997年には2万件に満たなかったJPドメインですが、
1999年には7万件近くにまで増えています。

.com ドメイン等の国際ドメインを管理している 米Network Solutions社
によると1998年に登録されたドメイン数は1997年の96万件に
対して、およそ倍である191万件に達したとされています。

インターネットでは信用が大切

何よりプロバイダの間借りでは信用がありません。
企業でしたら小規模であってもJPNICに登録された自社名の
メールアドレスやホームページアドレスをお使いになる事を
おすすめします。
自社名、又は自社ブランドのドメインで情報発信すれば、
顧客に覚えてもらいやすいし、企業としての信頼度はグッ
とアップします。

実際の登録作業は?

JPドメインにしても .com 等の国際ドメインにしても自分で
申請する事は可能です。ただし、技術的な知識が必要なだけで
なく、申請の規則等ややこしい部分が多くありますので、
プロバイダ等が提供している代理申請サービスを利用するのが
良いのではないでしょうか。JPドメインの場合、JPNICに直接
申請した場合、2万円かかりますが、プロバイダの申請代行
サービスを利用した場合、それよりも安い場合がありますので
直接JPNICに申請して安くあげようと考えている方は要チェックです。



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